図書館に置いてほしい本。

はてなブックマーク - BL図書を購入した趣旨や目的、またこれまでに購入した冊数及び購入費を教えてください:「市民の声」Q&A 広報・広聴 - 堺市

 佐野眞一の『だれが「本」を殺すのか』が上梓されたのは2001年の事だが、その中に図書館が購入すべき本について触れられている部分がある。
 リクエストされたからと言って、はたしてギャンブル必勝本を図書館に置くべきであるのか。予約者が多いからといって、ベストセラー小説を数十冊購入する必要があるのか?
 7年前に行われた問題提起に対して、堺市は「BL本5,499冊」という返答をしたんだな。

 日本の出版業界は現在、下手な鉄砲数打ちゃあたる的に多くのタイトルを小部数で発行している。全体の販売数は右肩下がりにも関わらず、タイトル数だけは右肩上がり。昔に比べて1か月に出版される冊数が激増しているのだから、市の図書館レベルですべての本を所蔵するなんて出来るわけがない。当たり前だけど。
 ここら辺で一度、図書館の役割とか意義とか見直すべきじゃないのかな。この間も、ホームレスの話とかあったし。図書館がどこへ向かうのか、何を目的として存続していくのか、それをきっちり見定めないといけない時期にきているんではないのかと、そう思ったブクマだった。

 私自身としては、BL置くよりも高くて手が出ないような専門書とか置いておいてほしい。本当に必要な情報が記載されているか分からない場合とか、図書館で借りて読む→内容に満足できたら購入するという事をするので、本気でBL買ってる間にこっち買ってくれよ!と思うのだった。

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